Razer Tartarus V2レビュー|FF14やMMORPGで使える左手デバイスの魅力と活用法

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Razer Tartarus V2レビュー|FF14やMMORPGで使える左手デバイスの魅力と活用法

こんにちは!セミクタです。

近年、PCゲームをより快適に、効率よくプレイするための「左手デバイス」が注目を集めています。

その中でも、Razerの「Tartarus V2」は、FF14では高い支持を受けています。
FF14以外にもFPSのユーザーや、動画編集、イラストレーターなど、ゲーム以外でも活躍するときが多いです。

本記事では、Tartarus V2の基本性能からゲーム別の活用例、他製品との比較まで、徹底的にレビューしていきます。

目次
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Tartarus V2とは?基本スペックと特徴を紹介

Tartarus V2の概要とスペック

「Tartarus V2」は、Razerが開発したゲーミング向け左手デバイスで、片手操作に特化した設計が特徴です。ゲーム内の複雑な操作を効率化し、キー入力の最適化を実現するツールとして、多くのハイエンドゲーマーに愛用されています。

項目内容
キー数32個(メカ・メンブレンハイブリッド)
アナログスティック8方向対応
マクロ機能Razer Synapse対応でカスタマイズ可能
バックライトRazer Chroma(RGBカスタマイズ)
対応OSWindows 10以降、macOSは一部機能制限あり

Tartarus V2とTartarus Proとの違い

Razerからは「Tartarus Pro」という上位モデルも存在します。以下は両モデルの主な違いをまとめた比較表です。


Tartarus V2

Tartarus Pro
スイッチ方式メカ・メンブレンアナログオプティカルスイッチ
キー感度調整なしあり(押し込み具合により入力変化)
価格帯(定価)8500~13000円16000~20000円
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Tartarus V2は価格面と扱いやすさに優れ、特に初めて左手デバイスを導入するユーザーに適しています。

なぜ左手デバイスが注目されるのか?

  • ゲーム中の移動・攻撃・スキル操作を少ない移動量で素早く入力したい
  • 使用したいけどキーボードのキーの位置が離れすぎていて実質使用不可なので使いたい
  • プロフィールでの簡易的な切り替えや、マクロの簡単な自動操作

特にMMORPGのように多彩なスキルを扱うゲームでは、ボタンの配置と入力の最適化は効率化に直結します。

Tartarus V2の使い勝手レビュー

キーの押し心地・メカニカル感

Tartarus V2はメカ・メンブレン方式を採用しており、クリック感と柔らかさのバランスが絶妙です。
「カチッ、カチッ」という音が好きな方もいれば、うるさいと感じる人もいます。
動画ではなかなか伝わりにくいですが、最大で70db以上と騒音レベルで結構うるさい場合があります。
大体平均でも50~60dBくらいは出ているため、例えていうなら、掃除機や洗濯機をかけている音やテレビの通常の音量程度となっています。一人で使う分には問題ないですが、家族がいる中や、discordなどで通話しながら使用するにはすこし耳障りと感じる程度の音量になります。

ソフトウェア(Synapse)の使いやすさ

Razer社から「Razer Synapse 4」というソフトウェアが無料で提供されており、このソフトによって、各キーにマクロ、ショートカット、アプリ起動などを割り当て可能です。
プロファイルもいくつも作れますので、ゲーム用や作業用など、環境に応じて簡単に切り替えられるのは大変便利です。

一方で、ゲーム毎もしくは作業毎に操作を慣れておく必要がありますので、最初は手間取りますが、のちに慣れていき、快適な操作感を得ることができます。

LED・デザイン面の評価

Razer社からRazer Chroma アプリも無料で提供されており、このソフトでは、各デバイスの各キーのLEDの光り方を自由に変更ができます。キー単体の色を変更したり、グラデーションで光らせたり、環境によって光り方が変わる機能も備わっていますので、自分の好みの光らせ方を是非見つけてください。

マクロ機能

マクロ機能も備わっており、作業でルーチン化された操作をマクロとして登録してキーに割り当てるなんてことも可能です。

Tartarus V2のゲーム別活用例

ファイナルファンタジーXIVでの利便性

ファイナルファンタジーXIVでは、スキルやアイテム、マクロなどをショートカットに登録することが可能ですが、その数が非常に多いため、ショートカットバーがすぐに埋まってしまう傾向があります。

基本的に、1つのホットバーには「1~^」までの12キーを割り当てられますが、1つのバーだけでは足りず、4~5個、場合によってはそれ以上のホットバーを併用しているプレイヤーも多く存在します。

このような状況では、キーボードだけで操作を完結させるのは難しくなり、「Alt+1」や「Ctrl+1」など、修飾キーとの組み合わせで対応する必要が出てきます。しかし、これらの複雑な入力はとっさの操作には不向きで、誤操作や遅れの原因となることもあります。

そこで、左手デバイスの導入が非常に有効となります。

多くのプレイヤーは、Tartarus V2のような左手デバイスに加えて、多ボタンマウスも併用して操作性を高めています

たとえば、以下のようなキー割り当てがよく使われる組み合わせです:

  • 左手デバイス側に「Alt」「Ctrl」「Alt+Ctrl」などの修飾キーを配置
  • 多ボタンマウスに「1~^」までの12個のキーを割り当てる

このようにすれば、「Alt+1」や「Ctrl+2」などの入力も、片手で修飾キーを押しながら、マウス側のボタンでメインキーを押すだけで簡単に発動できます。逆に、左手デバイスに「1~^」を割り当て、マウス側に修飾キーを配置するスタイルでも構いません。

この柔軟な割り当てが可能な点こそ、左手デバイスの最大の魅力です。自身のプレイスタイルに合わせて最適なキー配置を構築すれば、FF14の快適さが格段に向上するでしょう。

ラグナロクオンラインでの利便性

ラグナロクオンラインでは、スキルやアイテムのショートカットが豊富に存在し、操作が煩雑になりがちです。Tartarus V2を使えば、頻繁に使用するスキルやアイテムを左手デバイスに割り当てることで、スムーズな操作が可能になります。

特にPvPやGvG(ギルドバトル)では瞬時の判断と操作が求められるため、ワンボタンでスキルを発動できることは大きな利点です。

また、キャラクター情報や装備、パーティウィンドウなど、通常は複数キーで開く必要があるコマンドも、Tartarus V2で単独のキーに割り当てておけば、1ボタンで即座にアクセス可能です。狩りだけでなく、街中での装備確認や露店操作など、非戦闘時の利便性も高まります

その他のMMORPG(テイルズウィーバーやツリーオブセイヴァーなど)での応用

テイルズウィーバーでは、通常のスキル発動は数字キー(1~7)で、アイテム使用や特殊スキルはF1~F12などのファンクションキーを活用します。Tartarus V2にこれらのキーを割り当てることで、キーボードを大きく移動する必要がなくなり、より快適にプレイできます。

ツリーオブセイヴァー(Tree of Savior)も同様で、1~0、Q~P、A~Lなどの広範囲なキーがスキルやアイテムに割り当てられており、通常のキーボードでは指の移動量が多く、操作ミスの原因になりがちです。Tartarus V2を使えば、これらのキーを片手で網羅できるため、特に高難度コンテンツでの操作効率が大幅に向上します。

加えて、どちらのゲームも「マクロ」や「スクリプト」機能と組み合わせることで、複雑な一連の操作をワンボタンに集約することも可能です。

MMORPG全般におけるTartarus V2の利点

MMORPGでは、一般的なキーボード操作だけではカバーしきれないほど、多数のスキルやコマンドを使い分ける必要があります。Tartarus V2は、30個以上のキーをコンパクトな左手用パッドに集約しており、キー配置も自由自在。プレイヤーのプレイスタイルに応じて柔軟にカスタマイズできるため、長時間のプレイでも疲れにくく、操作ミスも減少します。

さらに、多ボタンマウスとの併用によって操作の幅が一層広がり、快適度も大きく向上します。
たとえば、ファイナルファンタジーXIV、テイルズウィーバー、ツリーオブセイヴァーなど、ショートカットボタンを多数使用するMMORPGにおいては、これらのデバイスを組み合わせることでキー配置を効率化でき、非常に快適なゲームプレイが可能になります。

FPS・MOBAなどではどうか?

Tartarus V2は、FPSやMOBA、アクションゲームといったジャンルでも使用可能です。

FPSでは、「移動」「リロード」「しゃがみ」「ジャンプ」「グレネードの投擲」などを左手デバイスに割り当てることで、素早い操作が可能になります。ただし、FPSは反射神経と正確な操作が求められるため、慣れないうちは従来のキーボード+マウスの組み合わせの方が扱いやすいという意見もあります。また、公平性の観点から、大会などでは左手デバイスの使用が制限されている場合も多く、競技シーンではあまり好まれない傾向にあります。

一方、MOBA(League of LegendsやDota 2など)では、スキルやアイテムの発動を左手側に集約することで、より快適な操作が可能になります。とくに瞬時の判断と入力が重要な場面では、Tartarus V2のキー割り当てがプレイの質を高める一助となるでしょう。

Tartarus V2はどんな人におすすめ?

ソロで黙々とMMORPGを楽しむ方

最もおすすめしたいのは、ソロでMMORPGやRPGを黙々とプレイする方です。ソロプレイではチャットの頻度が少なく、キーボードを使う場面も限定されるため、Tartarus V2とマウスだけで快適にプレイを完結させることができます。

キー割り当てを工夫すれば、移動・スキル・アイテム使用など、すべての操作を左手デバイス一台で完結できるため、没入感を保ったままプレイを続けられるのが魅力です。特に、ゆったりと長時間プレイする方には操作の負担が軽減されるのでおすすめです。

複雑なショートカット操作が必要なMMORPGをプレイしている方

MMORPGでは、スキルやアイテムのショートカットキーが数字キー(1~0)やファンクションキー(F1~F12)など、多岐にわたることが一般的です。こうした多くのキーを片手だけで扱うのは難しく、操作にストレスを感じている方も少なくありません。

Tartarus V2を導入すれば、自由なキー配置により、自分のプレイスタイルに合わせた最適な操作環境を構築できます。必要な操作だけを左手デバイスに集約すれば、素早く確実な操作が可能となり、戦闘中の反応速度も向上します。

とくに、スキル回しが重要なボス戦や、複数のバフ・デバフを使い分けるようなシーンでは、Tartarus V2が大きなアドバンテージになります。

ーム以外にも作業効率を高めたい方(動画編集・Photoshopなど)

Tartarus V2は、ゲーム用途に限らず、クリエイティブ作業の効率化にも非常に有効です。

たとえば、動画編集ソフト(Premiere Pro、DaVinci Resolveなど)や画像編集ソフト(Photoshop、Illustrator)では、頻繁に使用するショートカットをマクロとして登録し、1ボタンで実行できるようにすることができます。これにより、手間のかかる操作を大幅に時短でき、作業効率が格段にアップします。

また、ExcelやWordなどのOfficeソフトにおいても、定型処理や入力補助をボタン1つに集約できるため、ビジネス用途での活用にも向いています。

初めはキーの割り当てや操作に慣れが必要ですが、一度自分に合ったプロファイルを構築すれば、もう手放せない存在になるでしょう。

Tartarus V2と他の左手デバイス比較


Razer Tartarus V2

Razer Tartarus Pro

TourBox Neo
スイッチ方式メカ・メンブレンアナログオプティカルスイッチノブ・ホイール
キー感度調整なしあり(押し込み具合により入力変化)なし
特徴定番モデル。バランス型
カチカチうるさいが修正可能
押し込み感度調整可能
V2に比べかなり静か
クリエイター向け、
ゲーム用ではない
価格帯(定価)8500~13000円16000~20000円18000~25000円
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ゲームや作業の両方で効率化を図りたいなら「Razer Tartarus V2」が大変おすすめ!

ゲームはほとんどせず、Adobe製品やOffice製品の効率化をしたいという方は「TourBox Neo」がオススメで、動画編集を行う人には大変オススメです。

まとめ|Razer Tartarus V2は買うべきか?>結論:買うべき!

結論として、Tartarus V2は以下のようなユーザーに特におすすめです:

  • MMORPGのショートカットを全て使えていない人
  • キーボード操作に不満がある人
  • 左手デバイスの初導入を考えている人
  • 多ボタンマウスを持っている人

MMORPGでは使用しないゲームもありますが、ショートカットが大変多く、まず片手では操作できないようなキー配置になっている場合には十分に買う価値があります
(1~0やF1~F12がショートカットキーになっている場合や修飾キー+○○を多用する場合など)

Razer Tartarus V2は、単なる入力デバイスを超えて、あなたのゲーム体験をワンランク上に引き上げてくれるパートナーです。
特にMMORPGを長時間プレイするゲーマーや対人戦を楽しむかたには、その恩恵は計り知れません。

是非、左手デバイスを導入して、快適なMMOライフを過ごしてください。

それでは良き、MMOライフを!

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