Logicool G600レビュー|多ボタンMMOマウスの決定版!選んだ理由や設定例も解説

当サイトのリンクにはアフィリエイトが含まれています。
Logicool G600レビュー|多ボタンMMOマウスの決定版!選んだ理由や設定例も解説

こんにちは!セミクタです。

MMORPGをプレイする中でキーボードとマウス操作のMMORPGは結構な数存在します。
キーボードとマウス操作のMMORPGではファンクションキー「F1~F12」や数字キー「0~9」や移動に「WASD」を使うことが多いです。
ファンクションキーや数字キーは片手で全てを使用するには難しく、全てのキーを使うことはほぼ不可能です。
そこで、左手デバイスや多ボタンマウスを活用することで、全てのキーを見ずに使用できるようになり、MMORPGのプレイを効率的に進めることができます。

本記事では、多ボタンマウスで使われていることが多い、Logicoolの多ボタンマウス「G600」について、レビューをしていきます。

どのようなゲームに最適なのかについても詳しくレビューしていますので、もしご自身がプレイされているタイトルが含まれていれば、きっと参考になる情報が見つかるはずです。ぜひ活用していただければ嬉しいです。

目次
スポンサーリンク

Logicool G600とは?|基本スペックとG600シリーズの違いと特徴

基本スペック

メーカーLogicool(ロジクール)解像度200~8200DPI
対応OSWindows 11, Windows 10など接続方式有線で無線接続不可
ボタン数20個(内1個はGシフトボタン)電池有線のため不要
製品サイズ‎11.8 x 7.5 x 4.1 cm保証期間3年間無償保証
製品重量133g発売日G600 :2012 / 07 / 20
G600r:2013 / 04 / 26
G600t:2016 / 04 / 01

Logicool G600は、MMORPG(多人数同時参加型オンラインRPG)に特化した設計で、多ボタンマウスの中でもトップクラスの人気を誇るモデルです。最大の特長は合計20個のボタンを搭載している点で、中でも親指部分に配置された12個のサイドボタンは、スキル数が多いMMOゲームでの操作を劇的に効率化してくれます。

USB有線接続により遅延の少ない安定した通信が可能で、最大解像度は8200 DPIと高精度。さらに、プロファイルやマクロの保存が可能なオンボードメモリを搭載しており、複数のゲーム環境にも柔軟に対応できます。設定は専用ソフト「Logicool G HUB」から行い、ボタンカスタマイズやライティング制御も思いのままです。

また、G600の目玉機能でもある「Gシフト」を使えば、既存のボタンに“第二の機能”を割り当てることができ、38通りの操作がマウス単体で可能になります。

重さは133gとややずっしりしていますが、そのぶんグリップ感が安定しており、長時間のプレイでも疲れにくい設計になっています。大きめの手にもフィットしやすい形状となっており、まさに“MMO向けに最適化された設計”といえるでしょう。

G600/G600r/G600tの違いを解説

G600シリーズには「G600」「G600r」「G600t」といった型番がありますが、機能面での違いはほぼありません

基本的に、これらは販売時期や対応OS、外箱デザイン、ロゴなどがわずかに異なるだけで、使用感・仕様・ソフトウェアは共通です。実際に使う上ではどの型番でも問題なく、G HUBでのカスタマイズも同様に可能です。

型番違い
G600初期モデル
G600r一部パッケージ変更、再販モデル
G600t現行販売モデル。対応OSやパッケージが最新

どれを選んでも性能や使用感は変わりませんので、手に入りやすいモデルを選べば問題ありません。

外観・デザイン・開封時の印象

G600の外観は、ゲーミングマウスとしては比較的落ち着いたデザインで、ブラックを基調にしたマットな質感が特徴です。左側面の12ボタンにはバックライトが搭載されており、G HUBでカラー変更が可能。用途別に色分けすることで視認性が向上し、実用性とデザイン性を両立しています。

開封時の第一印象としては「しっかりとした重量感と高級感」があり、パッケージのデザインやケーブルの太さなど、細部にまでこだわりが感じられます。

なぜ、Logicool G600を選んだのか?

筆者は以下の理由からLogicool G600の購入を決めました。

  • 価格が非常に安かった(多ボタンマウスの中でもコスパ抜群)
    • 他ボタンマウスはいくつか種類がありますが、Logicool G600は1万円以下で買うことができる数少ない製品です。
  • Logicool製品であるから
    • 筆者は過去にキーボードやマウスはlogicoolを使っている事が殆どで、キーボードは10年以上同じキーボードを使用しており、長持ちしています。
  • MMORPGに最適な機能が揃っていた(Gシフト含めてスキル割り当てが快適)
    • Gシフト機能を活用すれば、サイドボタン上の12個のボタンに割り当てられた機能を瞬時に切り替えることができ、直感的かつスピーディな操作が可能になります。MMORPGではスキルスロットを使ったプレイが一般的で、その切り替えには通常、別のボタンを使う方法や、修飾キーを併用する方法のいずれかになります。Gシフトを使えば、これら両方の操作に柔軟に対応できるため、より快適なプレイが実現します。

実際、他の多ボタンマウスと比べても同価格帯でこれだけの機能がある製品は少なく、価格重視+MMO向けで探している方にとってはベストバイな一台です。

G600を使って感じたメリットとデメリット

✅メリット:MMOに最適な「19ボタン+Gシフト」

Logicool G600の最大の特徴は、合計19個もの物理ボタンを搭載していること。さらに「Gシフト」という拡張機能を組み合わせることで、1つのボタンを押している間だけ全ボタンの機能を切り替えられ、実質38通りの操作が可能になります。

  • 通常の物理ボタン数:19(左クリック、右クリック、ホイール、サイドボタンなどでGシフトは除く)
  • Gシフト併用時:19ボタン × 2通り = 38通りの操作が可能
  • 親指操作で使うサイドボタン12個は、直感的に押し分けやすいグリッド配置

この仕様が特に活躍するのがMMORPGのプレイ時です。

  • FF14
    • ホットバーをサイドボタンに割り当て。左手デバイスやGシフトと併用することで、複数のホットバーをシームレスに切り替え可能。
  • 黒い砂漠
    • Q〜R、A〜Fの基本スキルはキーボードで操作しつつ、ポーションやバフなどの補助アクションをサイドボタンに割り当てることで、快適な操作性を実現。
  • TalesWeaver
    • F1〜F12に対応したクイックスロットをそのままサイドボタンに割り当て。さらにG7やG8に切り替えボタンを設定することで、マウスのみで完結した操作が可能に。

このように、大量のスキルやショートカットを使い分けるMMORPGでは、マウス1台で多くの操作を完結できることが大きなメリットです。

✅メリット:ゲームごとの切り替え設定が簡単

G600は「Logicool G HUB」ソフトウェアに対応しており、ゲームや用途ごとにプロファイルを作成・管理可能です。ゲームを起動するだけで自動的にプロファイルが切り替わるため、手間なく快適に操作環境を維持できます。

ゲーム/用途割り当て例
FF14ホットバーをサイドボタンに割り当て
黒い砂漠スキルスロットやポーションの使用をサイドボタンに
TalesWeaverF1〜F12のクイックスロットをサイドボタンに
Excel作業コピー、貼り付け、保存などのショートカット登録

さらに、オンボードメモリに複数のプロファイルを保存可能なので、別のPCに接続しても同じ設定で使用できます。ゲーム・作業・動画編集など、さまざまな用途を1台のマウスでこなしたいユーザーにも理想的な一台です。

⚠️デメリット:左手デバイスとの併用に注意点あり

G600を左手デバイス(例:Razer Tartarusなど)と併用する場合、Logicool G HUBとRazer Synapseといった複数のソフトウェアを同時に常駐させる必要がある点に注意が必要です。

ソフトの干渉はほぼ無いものの、システムリソースの消費や起動の手間など、環境によってはわずかな煩わしさを感じることもあります。すべてを一元管理したい方にとっては、ややマイナスポイントになる可能性があります。

ただし、それでもG600の多機能性と左手デバイスの操作性を両立できるため、カスタマイズ志向の高いMMOユーザーにとっては魅力的な組み合わせです。

⚠️デメリット:慣れるまでボタンの押し間違いが気になることも

G600は親指部分に12個のボタンが配置されており、慣れるまでの間は押し間違えやボタン位置の混乱が起こることもあります。

しかし、ボタンには微妙な凹凸や傾斜があり、指の感覚で判別できるよう工夫されています。G HUBでライティングを使って色分けすることで、視覚的にも判別しやすくなります

数日から1週間ほど使えば自然と指が覚え、ブラインド操作も快適になります。よく使うスキルを中央や端のボタンに割り当てるなど、使い方を工夫すれば問題にならないでしょう。 

スポンサーリンク

G600の操作性と機能の魅力を徹底解説

20個のボタンでMMO操作を効率化

G600最大の魅力は、やはり多ボタン仕様による操作効率の向上です。MMORPGでは、多数のスキルやアイテムを瞬時に使い分ける必要があり、キーボード操作だけでは限界を感じることも多々あります。その点、G600のサイドに配置された12個の親指ボタンは、まさにMMO向けに特化した構造と言えます。

たとえば、FF14では1つのホットバーに12個のアクションを配置でき、プレイヤーはこれを戦闘中に切り替えて使う必要があります。G600では、これらを親指ボタンにマッピングすることで、左手は移動やスキル以外の操作に集中し、右手だけでスキルを自在に操作することが可能になります。また、Gシフトを併用することで、同じボタンに2つ目の機能を割り当てることもでき、煩雑な操作を極限まで簡略化できます。

マウス側のボタン配置は押し間違えを防ぐため、凹凸や角度が絶妙に設計されており、慣れればブラインド操作も可能になります。結果として、戦闘中の反応速度が上がり、手の動きも最小限で済むため、操作ストレスの軽減にも繋がります。

Gシフト機能とは?実質38ボタンの使い方

Logicool G600には「Gシフト」と呼ばれる独自機能が搭載されており、これがこのマウスを実質38ボタンとして使える大きなポイントとなっています。Gシフトとは、特定のボタンを押している間だけ他のボタンに別の機能を割り当てることができるシステムで、いわば「シフトキー」のような役割を果たします。

このGシフトは、標準では右側の薬指で押す位置にある「Gシフトボタン」に設定されています。このボタンを押している間は、他のすべてのボタンが「Gシフトモード」となり、割り当てた第2の操作が発動します。たとえば、親指ボタンの「G9」が通常はスキル1に対応していても、Gシフトを押している間だけスキル13に切り替わる、というような使い方が可能です。そのため、スキルが13個以上同時にセットすることができるようなTree of SaviorやFF14や黒い砂漠などで便利な機能になります。

一方でGシフトのボタンを別のボタンに割り当てることも可能ですので、スロット切り替えとして使用することも可能になります。TalesWeaverのような、12個のスロットを1つのボタンで切り替える動作にも対応が可能です。

これらの操作により、スキルセットの切り替えや補助操作の併用など、MMOにおける煩雑な入力操作が大幅にスムーズになります。設定はLogicool G HUBから直感的に行え、ユーザーの好みに合わせて柔軟にカスタマイズできます。覚えるまでに少し慣れが必要ですが、一度マスターすると、Gシフトなしでは操作できないと感じるほど便利な機能です。

キーの割り当てはLogicool G HUBで設定

G600の実力を最大限に引き出すには、専用ソフトウェア「Logicool G HUB」の活用が不可欠です。G HUBは直感的なインターフェースで構成されており、初心者でも簡単に各ボタンの割り当てやDPI設定、マクロの作成が行えます

起動後はマウスのイラストが表示され、それぞれのボタンをクリックすることで、任意のキー操作・複数キーの組み合わせ・アプリ起動・メディア操作など幅広いコマンドを割り当て可能。さらに、Gシフト時の別設定も用意されており、通常時・シフト時それぞれで別のアクションを設定できます。

プロファイル管理機能も便利で、ゲームごとに異なる設定を自動で適用させることができます。たとえば「FF14プロファイル」「Excelプロファイル」などを用意し、アプリケーション起動時に自動で切り替えが可能です。これにより、普段使いとゲーミングの両立がしやすく、オンオフ問わず活用できるマウスになります。

設定後はオンボードメモリに保存することで、他のPCに接続した際にも同じ動作を維持できるのも便利です。全体として、「設定の柔軟性」「ユーザーインターフェースのわかりやすさ」どちらも優れており、G600の使い勝手を底上げしてくれる存在です。

MMORPGでは自動操作は禁止行為になってますので、マクロでの自動操作はしないようにしましょう

G600はこんな人におすすめ

Logicool G600は、「左手デバイスの代用をしたい」「片手でも複雑な操作をこなしたい」「ボタン割り当てを最大限に活用したい」といったニーズを持つユーザーに特におすすめのゲーミングマウスです。
MMORPGユーザーにとってはもちろんのこと、複数のショートカットを駆使するビジネスパーソンやクリエイターにも相性が良く、作業効率の向上にも貢献します。

G600は、12個のサイドボタンに加え、Gシフト機能を組み合わせることで、24以上の操作を1台のマウスで実現できます。たとえば、移動が「マウスクリックで操作」可能なMMORPGにおいては、スキル発動や回復アイテムの使用などをすべて右手のマウス操作だけで完結できます。

そのため、左手を完全にフリーにした状態で、リラックスしながらプレイすることも可能。椅子にもたれかかって右手だけで狩りや周回をこなすといった、快適な“ながらプレイ”環境を実現します。

さらに、プレイスタイルによっては左手にお菓子や飲み物を持ったり、スマホを操作したりといった余裕も生まれるため、長時間の周回作業や単調な狩りにもストレスなく対応できます。

左手デバイスと一緒に使用すると更に効率アップ

Logicool G600は単体でも高い操作性を誇りますが、左手デバイスと組み合わせることで、より直感的かつ効率的な操作が可能になります。
G600だけを使う場合、どうしても右手に操作が集中しがちですが、左手デバイスを併用することで負担を分散でき、長時間のプレイでも快適さを維持できます。

🎮 TalesWeaverでの活用例

G600のサイドボタンにクイックスロット(F1〜F12)を割り当て、左手デバイスにスキル発動やメニュー操作、移動操作などを任せれば、スムーズで直感的な操作が実現。マウスと左手の役割分担が明確になることで、操作の迷いも減ります。

🎮 FF14での活用例

G600ではホットバーの12個のスキル操作を行い、左手デバイスで修飾キーを設定することで、スキルスロットを操作することが可能となります。G600だけですと押すボタンが多く、非常に複雑となってしまうので、左手デバイスを活用することで効率的にキーを配置することができますので、おすすめになります。


このように、G600は左手デバイスと併用することで真価を発揮する製品です。MMORPGに限らず、複雑なキー操作が求められるタイトルや、作業効率を重視する環境にもピッタリな組み合わせといえるでしょう。G600だけだと、右手が忙しくなるので、左手デバイスと一緒に使用すると直感的な操作が可能となります。

G600のよくある疑問と回答(FAQ)

ワイヤレスじゃないの?遅延は感じる?

G600は有線接続のみです。ワイヤレスモデルは存在しません。ただしその分、通信の安定性と遅延の少なさが保証されており、特に反応速度が重要なMMOやMOBAではむしろ有利です。

G600やG600rやG600tの違いは?

G600やG600rやG600tは、名称と販売時期が異なるのみで、仕様に違いはほぼありません。一部海外ではデザインが微変更されていますが、機能面は同一です。

ボタンが多すぎて押し間違えない?

初めは戸惑うかもしれませんが、ボタンごとに微妙に形状や高さが異なるため、指先の感覚で覚えることが可能です。慣れればブラインド操作も問題ありません。

左利きでも使える?

G600は右手用に設計されています。左利き用モデルはありませんが、左手デバイスと併用することでカバーできる場合もあります。

まとめ:G600はMMORPGに最適なマウスの一つ

Logicool G600は、ゲーミングマウスとして非常に完成度が高く、特にMMORPGでスキルスロットが多いゲームジャンルにおいては“代替の効かない存在”といえます。20ボタンという圧倒的な入力数に加え、Gシフト機能を使うことで38通りの操作をマウス1台で完結できるのは、この製品ならではの強みです。

特に、スキル数が多くUI操作も複雑になりがちなFF14や黒い砂漠などのMMORPGでは、この操作性が戦闘効率を大きく左右します。設定の自由度も高く、Logicool G HUBを活用すれば複数ゲーム間のプロファイル切り替えや用途別マクロの登録もスムーズ。さらに、仕事用アプリ(ExcelやPhotoshopなど)にも応用が利くため、ゲーミングと日常作業を1台でこなしたい方にもおすすめです。

一方で、重量やサイズがやや大きめであること、有線接続であることなど、使用者を選ぶポイントもありますが、それらを上回る利便性と多機能性が魅力です。特に「左手デバイスは場所を取るし導入が面倒」という方にとって、G600はその代替として十分に機能し得る存在でしょう。

MMOやマクロ活用を視野に入れている方、快適なゲーミング環境を構築したい方にとって、Logicool G600はまさに“買って損なし”のマウス。現在でも根強い人気を持ち、特にFF14のプレイヤーには評判が大変良いので、FF14をプレイされている方は是非体験してみてください。

それでは良きMMOライフを!

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次