【TalesWeaver】ポータブルゲーミングデバイスで快適に遊べる?ASUS ROG Ally Xで実機検証レビュー

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【TalesWeaver】ポータブルゲーミングデバイスで快適に遊べる?ASUS ROG Ally Xで実機検証レビュー

こんにちは!セミクタです。

TalesWeaverをプレイしている方で「エタの意思」のレベル上げに取り組んでいると、どうしても狩りの時間が長くなってしまいます。
しかしTalesWeaverの狩りは使用スキルが限られており、単調になりやすいため、途中で飽きてしまうことも多いでしょう。そこで別記事でも紹介したように、「ながら狩り」を取り入れる方も少なくありません。

ただし、ながら狩りをするには常にパソコンの前にいなければならず、「もっと自由な環境で狩りができれば…」と思う人も多いはずです。スマホではプレイできませんが、実は最近話題のポータブルゲーミングデバイスを使えば、TalesWeaverを外でもプレイすることが可能です。

「クリックゲーなのにちゃんと操作できるの?」「難しそう…」と思われるかもしれませんが、“狩りをするだけならむしろ快適”なのがポータブルゲーミングデバイスの強みです。実際、筆者も現在は狩りの大半をポータブルゲーミングデバイスで行っています。

本記事では、数あるデバイスの中でもなぜASUS ROG Ally Xなのか、そして実際にTalesWeaverをプレイしてみた操作性や快適さをレビューしています。気になる方はぜひ最後までご覧ください。

目次
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なぜASUS ROG Ally Xが最適な選択なのか

ポータブルゲーミングデバイス市場には多くの選択肢がありますが、ASUS ROG Ally Xはその中でも特に優れた性能とコストパフォーマンスを誇ります。

主要ポータブルゲーミングデバイスのスペック比較

ポータブルゲーミングデバイスを選ぶ際に注目すべきスペックは、CPU/GPU、解像度、バッテリー容量、ストレージ、OS、価格の6点です。

特にMMORPGを快適にプレイするには、以下の基準を満たすことが理想的です。

  • CPU/GPU → できるだけ高性能
  • 解像度 → フルHD(1920×1080)
  • バッテリー容量 → 長時間遊べる大容量
  • ストレージ → 1TB以上推奨
  • OS → Windows(互換性重視)
  • 価格 → 可能な限り抑えたい

これらを基準に、主要モデルのスペックをまとめました。

モデルCPUGPU画面バッテリー容量ストレージOS価格帯
ASUS ROG Ally XAMD Ryzen Z1 Extreme(8コア / 16スレッド、最大5.10GHz)AMD RDNA 3(12CU、最大2.7GHz)7インチ、1920×1080、120Hz、500nits、VRR対応80Wh1TB NVMe SSD + microSD対応Windows約12~13万円
Steam Deck OLEDAMD Aerith(4コア / 8スレッド)RDNA 2(8CU)7.4インチ、1280×800、90Hz、OLED50Wh512GB / 1TB NVMe SSD + microSD対応SteamOS約9〜12万円
Lenovo Legion GoAMD Ryzen Z1 Extreme(8コア / 16スレッド、最大5.10GHz)RDNA 3(12CU、最大2.7GHz)8.8インチ、2560×1600、144Hz、IPS(公称値情報は限定的)512GB / 1TB NVMe SSD + microSD対応Windows約11〜14万円
ONEXPLAYER 2 ProAMD Ryzen 7 7840U(8コア / 16スレッド)Radeon 780M8.4インチ、2560×1600、IPS65.5Wh1TB NVMe SSD + microSD対応Windows約18万円

ASUS ROG Ally X
 バッテリー容量80Whと大きく、Windows搭載で互換性も高い。性能・価格・携帯性のバランスが最も優れているモデルといえます。

Steam Deck OLED
 価格はやすいですが、SteamOS搭載のため、Windows専用MMORPGはそのままでは動作しません。エミュレーションや調整が必要です。

Lenovo Legion Go / ONEXPLAYER 2 Pro
 高解像度(QHD以上)&大画面ですが、その分バッテリー持ちがやや弱く、価格も高めです。

ASUS ROG Ally Xの優位性

ASUS ROG Ally Xの優位性を再度まとめると以下のようになります。

高性能なCPUとGPU

CPUにAMD Ryzen Z1 Extreme、GPUにRDNA3を搭載しており、フルHDであれば、快適にプレイが可能。

高品質なディスプレイ

他のポータブルゲーミングデバイスに比べ、ディスプレイは小さめですが、120Hzのリフレッシュレートと500nitsの明るさで、鮮明な映像を提供し、解像度もフルHDとMMORPGに最適な大きさに抑えられています。

大容量のバッテリー

80Whのバッテリーを搭載しており、他の製品に比べ、大容量かつ、長時間のゲームのプレイが可能です。

豊富なストレージ

標準で1TBのNVMe SSDを搭載しており、それに加え、microSDカードにも対応しているので、動画などの容量の大きいものはSDカードへ転送することで、SSDの容量削減も可能

低価格でコスパ良し

同等の性能の持つ他のデバイスと比較しても、コストパフォーマンスは大変良いです。

▼ASUS ROG Ally Xの詳細はこちら

ポータブルゲーミングデバイスでTalesWeaverを快適にプレイするメリット

いつでもどこでもTalesWeaverが遊べる携帯性

1番のメリットはいつでもどこでもTalesWeaverをプレイできることです。ネットさえ繋がっていれば、いつでもプレイが可能となります。

ながら狩りに最適!寝転びプレイも可能

操作になれると、携帯ゲーム機をやりながら、テレビや動画など、「ながら狩り」をすることが可能です。「ながら狩り」をすることで、単調な作業も時間も忘れてプレイができるので、大変効率が良いです。特にTalesWeaverでは「エタ」の成長に大量の経験値が必要で、長時間の狩りが必要となるので、このようなプレイスタイルが大変有効的な手段になります。

長時間プレイしても姿勢が楽で疲れにくい

TalesWeaverでは、キーボード&マウスで操作が基本ですので、マウスを使用する方の右手で痛くなってきたり、腕が疲れたり、机の縁が角ばっていると、腕が痛くなったりとすることがあります。また、基本的には椅子に座ってプレイすることになるので、同じ姿勢をし続けて疲れてしまったりすることも多々あります。

その点、ポータブルゲーミングデバイスはコントローラーを持つかのようにプレイができるので、上記のような、手や腕が痛くなったり、同じ姿勢で疲れたりなどをすることがありません

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ASUS ROG AllyでTalesWeaverをプレイする際の注意点

デスクトップPCに比べると操作しにくい部分がある

マウス&キーボードが基本のMMORPGになるので、ボタンの豊富さや操作しやすさは、どうしてもポータブルゲーミングデバイスでは難しく、制限のある操作になってしまいます。そのため、デイリーやウィークリー、イベントボス、要塞戦、PvPなどはデスクトップPCのほうが有利です。

一方で、通常の狩りなどであれば、「最高効率を出し続けたい!」ということでなければ、十分にポータブルゲーミングデバイスで対応が可能です。筆者自身、「エタの意思」の成長のために「兄弟の鍛冶場」を狩っていますが、殆どが、ポータブルゲーミングデバイス(ASUS ROG Ally X)で狩りをしています。

TalesWeaver内のジョイパッド設定は非対応

TalesWeaverではゲーム内にジョイパッド設定があるものの、対応するコントローラーの種類が限られており、筆者が試した限りでは、ゲーム内のジョイパッド設定を使用できることはできませんでした。
しかし、ゲーム内のジョイパッドには背面ボタンを使った設定はなく、もし使うとしても、ポータブルゲーミングデバイス側の設定を弄る必要があるので、それだったら、ポータブルゲーミングデバイス側の設定で設定してしまったほうが、二度手間にならなくてすみます。

TW内のジョイパッドは移動以外にあまりメリットが無いと筆者は感じているので、ポータブルゲーミングデバイス側の設定だけで十分です。

ボタン配置や操作に慣れる必要がある

ASUS ROG Ally Xは背面ボタンを使った操作が可能なので、ボタン配置や操作に慣れが必要になります。

また、なかなかTalesWeaverをコントローラーでプレイする方は少なく、情報もあまり出てこないのが現状ですので、キー配置に困っている方も多くいらっしゃいます。
公式でもコントローラーは対応は以下の3種類のみが記載されており、現在、新品で手に入るのはロジクール製のみとなっています。

・ELECOM :JC-U2912Fシリーズ現在中古販売のみ

・Logicool :GamePad F310

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・Logicool :Wireless GamePad F710

実機レビュー:ASUS ROG Ally XでTalesWeaverを遊んでみた

キー配置とボタンの設定

ボタン名通常キー割り当て二次キー割り当てボタン名通常キー割り当て二次キー割り当て
LTF11F12RTF9F10
LB– (ハイフン)i (アイ)RB左クリック右クリック
左スティック(↑)マウスカーソル上X34
左スティック(←)マウスカーソル左Y65
左スティック(↓)マウスカーソル下A12
左スティック(→)マウスカーソル右B7p
左スティッククリック未割り当て未割り当て右スティッククリックSpace未割り当て
十字キー(↑)F1F5右スティック(↑)上にスクロール
十字キー(←)F2F6右スティック(←)未割り当て未割り当て
十字キー(↓)F3F7右スティック(↓)下にスクロール
十字キー(→)F4F8右スティック(→)未割り当て未割り当て
Q未割り当てEsc記録開始
M1二次機能M2二次機能

十字キー+LT+RTでF1〜F12を割り当て、XYABのボタンで1〜7のボタン、左スティックはマウスカーソル操作で、右スティックはマウスのホイール機能、□のマーク(SELECTボタン)はクイックスロット切り替え、RBで左クリックと右クリック、LBの通常キーでスキルスロット切り替えをしています。

TalesWeaver内で以下のショートカットボタンの変更をしてます。
・スキルスロット切り替えを「‐(ハイフン)」
・クイックスロット切り替えを「Q」
・自動攻撃を「Space」

「p」や「i」はお好みで。
筆者は「p」で経験値やステータスの確認を良くするので入れており、「i」もクイックスロットに登録し忘れたとき用や死んでしまったときに急遽対応できるように設定。

なお、右スティックの未割り当てはマウスホイール設定をすると他のキーボードなどの設定ができないため、未割り当てになってます。
マウスホイールはアイテム欄を上下スクロールする場合やコンテンツ情報をスクロールする場合に使用します。

操作性について

ROG Ally Xでの操作は、直感的でスムーズです。特にオートラン機能を活用すると、左スティックだけで移動が可能になります。

オートラン設定方法
  1. 左クリックボタンを押しながらアイコンやクイックスロットにカーソルを移動
  2. クリックを離すと、キャラクターがマウスの方向にオートラン
  3. 再度左クリック or 右クリックで解除

戦闘操作もシンプルで、バフやHPや耐久度の回復は 十字キー+LT+RT のクイックスロットから実行。
攻撃スキルやバフスキルは XYABボタン に割り当てるだけで、PC版に近いレスポンスを実現できます。

FPS・画質設定とバッテリー持ちを検証

2種類測定条件で検証しています。

測定1:本体FPS制限MAX

測定条件1
  • 解像度: 1920×1080(フルウィンドゥモード)
  • 本体モード: サイレント / パフォーマンス / ターボ
  • 本体FPS制限:MAX
  • TalesWeaver設定:デフォルト設定と低スペックモード
検証結果(フレームレート)

デフォルト設定および低スペックモード、各本体設定全てで同様の結果となりました。
この結果の原因としては、ASUS ROG Ally Xの性能がTalesWeaverで必要なスペックを大幅に超えていたことによるもとの考えます。そのため、狩りやフリマ散策程度ではデフォルトのエフェクトありの設定と低スペックモードのエフェクトなしだとフレームレートに関しては全く影響がありませんでした。

検証結果(電力)

フレームレートの結果同様、各本体設定、ゲーム内設定で同様の結果となりました。

消費電力はフレームレートに依存しており、本体設定の13W以上は必要ないことから各本体設定で同じ結果となっています。

以上のことからTalesWeaverではフレームレートに依存した電力消費であることがわかります。

測定2:本体FPS制限60fps

次にASUS ROG Ally Xの本体設定から、FPS制限をして検証をしてみます。

測定条件2
  • 解像度: 1920×1080(フルウィンドゥモード)
  • 本体モード: サイレント / パフォーマンス / ターボ
  • 本体FPS制限:60fps
  • TalesWeaver設定:デフォルト設定と低スペックモード
検証結果(フレームレート)

本体設定で60fpsに制限しているので、60付近の59fpsですべて制限されているのが結果として現れています。

検証結果(電力)

先程の結果でもフレームレートに依存した電力消費だったので、フレームレートを制限したおかげで、約7.5W程度に抑えられています。狩り場と町では、描写の電力の違いなのか、ナルフリのほうが電力が若干低い結果となりました。
以上のことからFPSを制限することで、消費電力が抑えられること、そして狩り場や町によっても消費電力が異なるという結果がわかりました。

総評:ASUS ROG Ally Xでは本体モードよりもFPS制限が効果的

TalesWeaverは比較的軽量なMMORPGであり、ASUS ROG Ally Xの性能であれば快適に動作します。
そのため、本体の電力モード(サイレント/パフォーマンス/ターボ)を切り替えても、FPSや消費電力に大きな変化は見られませんでした。

一方で、本体設定でFPSを60fpsに制限すると、数ワットほど消費電力を抑えられることが確認できました。
この設定により、理論上はバッテリー持ちが10時間程度に延びる計算となります。

なお、FPSを最大設定にしても消費電力は約10W前後にとどまり、60fpsとの体感差はほとんどありません
特に、狩りやフリーマーケットの散策など通常プレイでは違いが感じにくいため、バッテリーを長持ちさせたい方は60fps制限でのプレイがおすすめです。

ASUS ROG Ally XはTalesWeaver以外のMMORPGにも最適

ASUS ROG Ally XはTalesWeaver専用に限らず、さまざまな人気MMORPGを快適にプレイできるスペックを持っています。特に高いCPU性能と最新GPUを搭載しているため、描写の細かいゲームや処理の重いタイトルでも安定した動作が可能です。

FF14や黒い砂漠など最新MMORPGもプレイ可能

代表的な人気タイトルである『ファイナルファンタジーXIV(FF14)』や『黒い砂漠』といった重量級MMORPGも、設定を調整すれば十分に快適にプレイできます。従来のノートPCや低スペック機ではカクつく場面も、ROG Ally Xならスムーズに動作します。

ゲーミングPC並みのスペックで幅広いゲームに対応

ROG Ally Xは、MMORPGに限らず、FPSやアクションRPG、シミュレーションゲームまで幅広く対応できます。
「外出先ではライトに遊び、自宅では本格的にやり込みたい」といったゲーマーにもピッタリの選択肢です。

例えば、「ゼンレスゾーンゼロ」、「スターレイル」、「鳴潮」、「原神」といった人気のオープンワールドRPGもPCに対応しているので、快適にプレイ可能です。
PC基準の操作環境で遊べるため、スマホでは操作性に不満を感じていた方にとって大きなメリットとなります。

ポータブルだからこそ継続プレイがしやすい

長時間の狩りや日課が多いMMORPGでは、どこでも持ち運んでプレイできるポータブル性が大きなメリットになります。通勤・通学中やリビング、ベッドで寝転びながらなど、シーンを選ばずに遊べるため、プレイの継続率も上がります

なかなか家では時間が取れない方や、家ではゆっくりしながらプレイしたい方、そして寝落ちするまで頑張りたい方まで、幅広いプレイスタイルにフィットするのがASUS ROG Ally Xの魅力です。

まとめ:ASUS ROG Ally XはMMORPGに最適なポータブルゲーミングデバイス

ASUS ROG Ally Xは、TalesWeaverを含むさまざまなMMORPGを快適に遊べる、非常に優れたポータブルゲーミングデバイスです。外出先やベッドでのんびりしながらでもMMORPGが楽しめるため、据え置きPCだけでは体験できない新しいプレイスタイルが実現できます。
MMORPGをより自由なスタイルで楽しみたい方には、ASUS ROG Ally Xを強くおすすめします。

それでは!良きMMOライフを!

▼ASUS ROG Ally Xの詳細はこちら

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