- 3Dのゲームを４Kで中〜高画質以上で遊びたい
- ２５〜３０万円でゲーミングPCを購入したい
ゲーミングPCをできるだけ安く手に入れたいと考えている方は多いと思います。私も、コスパの良いパソコンを購入するために、さまざまなサイトを巡りながらリサーチを重ねました。
この記事では、予算２５万円〜３０万円で購入できるゲーミングBTOパソコンの特徴と、おすすめのモデルを紹介しています。コストを抑えつつ、ゲーミング性能をしっかり確保したい方に向けて、ベストな選択肢を厳選しました。
なお、本サイトでは、CPU内蔵GPU（内蔵グラフィックス）はゲーミングPCとして扱わず、必ず単独のグラフィックスボード（GeForce、Radeon、Arcなど）を搭載しているモデルのみを紹介していますので、その点もご注意ください。
- PCゲーマー歴２０年以上で主にMMORPGのジャンルに精通
- パソコンの合計所有数は１０台以上
- 自作パソコンも複数組み立て経験
ゲーミングPCの相場
ゲーミングPCはエントリークラスでも１０万円以上でハイエンドクラスになると３０万以上と幅広いです。人によってやりたいゲームや求める画質が異なるので、価格帯は様々になります。
| 価格帯 | 特徴 | 解像度/画質 | 主なGPU |
|---|---|---|---|
| ５万円以下 | ・軽めのオンラインゲームやブラウザゲームが快適にプレイ可能 ・フルHD解像度で30fpsを目標 | HD／最低画質 | 内蔵グラフィックス (専用GPUなし) |
| ５～１０万円 | ・ミドルスペックのオンラインゲームや軽めの3Dゲームがプレイ可能 ・フルHD解像度で30～60fpsを目標 | フルHD／低画質 | 内蔵グラフィックス (専用GPUなし)、 RTX 3050 |
| １０～１５万円 | ・ほとんどのゲームがプレイ可能だが、最新の高スペックゲームには性能不足 ・フルHD解像度で60～144fpsを狙える | フルHD／中画質 | RTX 3050 6GB、RTX 4060、 RX 6600 8GB |
| １５～２０万円 | ・ミドルスペックのゲーミングPCで、フルHDで高いパフォーマンス ・フルHD解像度で144fpsも安定 | フルHD／高画質 | RTX 3060(12GB)、RTX 4060、RTX 4060Ti 8GB RX 7600 |
| ２０～２５万円 | ・フルHD～WQHDでの高画質・高フレームレートが期待できる ・WQHDでの100～240fpsが狙える | WQHD／低～高画質 | RTX 4070 RX 7600 XT 16GB、RX 7700 XT 12GB |
| ２５～３０万円 | ・ハイクラスのゲーミングPC、4K解像度のゲーミングもエントリーレベルで対応可能 ・WQHD解像度で144fps、4K解像度で60fpsが狙える | WQHD／高～最高画質 4K／低～高画質 | RTX 4070 SUPER RX 7800 XT 16GB |
| ３０万円以上 | ・ハイエンドゲーミングPC ・FPSゲーマーにはこの価格帯が人気 | 4K／中～高画質 | RTX 4070Ti SUPER RTX 4080 SUPER RX 7900 XTX 24GB |
本記事でご紹介する予算２５～３０万円のパソコンでは４Kでのゲームプレイも可能になってきます。
この価格帯はハイクラスのモデルであり、フルHDはもちろんWQHDも高画質で十分にプレイできる性能を持っていますので、高解像度、高画質でプレイする方にはオススメの価格帯です。
ゲーミングパソコンを安く買うためには？
必要なスペックを見積もる
ゲーミングパソコンを安く購入するためには、自分に必要なスペックを見極めることがポイントです。用途に応じたスペックを選ぶことで、無駄なコストを抑えつつ、快適なゲーム環境を手に入れられます。
例えば、2Dゲームを楽しむだけなら、高価なPCは不要ですし、4Kで3Dゲームをプレイしたいなら、しっかりした性能のPCが必要です。特にFPS（ファーストパーソンシューティング）ゲームではフレームレート(fps)が勝敗に影響するため、fpsが高くなるようにスペックを選ぶと良いでしょう。一方、3DのMMORPGであれば標準画質でも満足できる場合が多く、ミドルレンジのPCで十分です。
ゲームの種類と必要なスペックを考慮して選ぶことで、過剰な出費を防ぎつつ、理想的なゲーム体験が可能になります。
セールを狙う
各大手BTOショップでは、不定期にセールが開催されることがあり、1～2割程度安くなることもあります。あらかじめ希望のスペックを検討しておき、セール時に購入することでコストを抑えられます。
例えば、決算や季節ごとのセールがあるため、日本のイベントシーズンに合わせてチェックするのも一つの方法です。特に高額なパソコンでは数万円の値引きが期待できるので、セール時の購入がおすすめです。
予算２５～３０万円のゲーミングBTOパソコンの構成の特徴
予算２５～３０万円でも種類が豊富です。GPUの性能に特化しているモデルもあれば、ストレージやCPUに特化しているモデルもありますので、あなたに必要なパソコンがどのようなパソコンなのかを見極めて選ぶのがポイントです。
搭載CPUの特徴（Ryzen7 9700X, Core i7 14700F, Core Ultra 7 265シリーズなどが多い)
最新のCPUラインナップでは、Ryzen 7 9700Xを採用したモデルが最も多く、各メーカーが注目していることが分かります。Zen 5アーキテクチャを採用したRyzen 7 9700Xは、高い処理性能と省電力性の両立が魅力で、ゲームだけでなく動画編集やAI処理などにも対応できる万能型CPUです。
次に採用率が高いのは、Core i7 14700FやCore Ultra 7 265シリーズです。これらのCPUはAI支援機能（NPU）を備えており、今後ソフト側の最適化が進めば、ゲーミング以外の作業効率向上にも期待できます。
全体としてはミドル〜ハイエンド寄りのCPUが中心で、特にRyzen 7 9700Xの採用率が高いことから、ゲーム性能とコストのバランスを重視するユーザーが増えていることがうかがえます。
また、Core Ultraシリーズの普及が進めば、NPUを活用した機能や省電力化が進み、今後のゲームやアプリの体験が変わってくる可能性があります。現時点では性能と互換性のバランスを見ながら、自分の用途に合わせたCPU選びをおすすめします。
Intel製の末尾についている「K」や「F」、AMD製の末尾についている「X」や「X３D」はCPUのタイプを示しています。詳しくは以下の記事でご確認ください。
搭載GPUの特徴 (GeForce RTX 5070 が多い傾向）
最新のデータを見ると、GeForce RTX 5070シリーズが最も多く採用されており、特にGeForce RTX 5070 12GBを搭載したモデルが目立ちます。RTX 5070は、フルHDからWQHD環境でのMMORPGプレイにおいて、非常に安定したフレームレートを維持できる点が大きな魅力です。
また、RTX 5060 Ti 16GBやRTX 5060といったミドルレンジGPUも人気で、グラフィック設定を高めにしても快適に動作するタイトルが多く、MMORPGを中心に幅広いジャンルに対応できます。
一方で、AMD製のRadeon RX 9060 XT 16GBやRadeon RX 9070も一部で採用されており、特にコストパフォーマンスを重視するユーザーに支持されています。ただし、MMORPGによっては最適化の関係で、NVIDIA製GPUのほうが安定しやすい傾向があります。
全体としては、RTX 5070クラスが「快適に長時間MMORPGをプレイしたい人」に最もおすすめのラインです。描画負荷の高いレイド戦やPvP、オープンワールド型MMORPGでも余裕のあるパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。
一方、ライトユーザーや古めのMMORPG中心のプレイヤーであれば、RTX 5060でも十分快適に楽しむことができます。コスパと将来性のバランスを考えると、RTX 5000シリーズは現時点で最も安定した選択肢といえます。
搭載メモリーの特徴 (32GBモデルがほとんど)
メモリーは32GBが搭載されているモデルがほとんどとなっています。３２GBあれば、ゲームプレイ、ゲーム配信、動画編集などでは全く問題ないレベルになりますが、ゲームだけプレイするのであれば、１６GBだけでも十分な場合もあります。
搭載ストレージの特徴（1TBのモデルが多い傾向）
この価格帯でもストレージは1TBが搭載されていることが多いです。この価格帯で５１２GBを選ぶメリットはあまりないので、1TBのモデルを選択されるのがベストです。たくさんのゲームをプレイする場合は、数千円で２TBへアップグレードがオススメです。
予算２５～３０万円のおすすめゲーミングBTOパソコン
Ryzen9 9950X3D × RTX 5070
| OS | Windows 11 Home 64bit |
| CPU | AMD Ryzen™ 9 9950X3D |
| CPUクーラー | 強力空冷クーラー |
| GPU | GeForce RTX 5070 |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 500GB |
| 電源ユニット | 750W電源【80PLUS BRONZE】 |
| 保証期間 | １年 |
Ryzen™ 9 9950X3DとGeForce RTX 5070を組み合わせた、ハイパフォーマンス志向のゲーミングPCです。Ryzen 9 9950X3Dは最新の3D V-Cache技術を採用しており、MMORPGのようなCPU依存の高いタイトルで抜群の処理能力を発揮します。
特に、レイドボス戦や大規模PvP、街エリアでプレイヤーが密集するような状況でも、フレームレートの落ち込みが少なく、非常に滑らかで快適な動作が期待できます。RTX 5070との組み合わせにより、フルHD〜WQHD環境での高画質プレイも余裕のあるパフォーマンスです。
メモリは16GBと標準的ですが、MMORPGを中心にプレイする分には十分です。将来的に複数のアプリやブラウザを併用するなら、32GBへアップグレードすることでより安定した動作が得られます。
ストレージは500GB構成なので、MMORPGを複数インストールする場合にはやや手狭かもしれません。余裕を持って遊びたい場合は、1TB以上のNVMe SSDを検討すると良いでしょう。
電源は750W 80PLUS BRONZEで、構成に対して十分な容量を確保しています。総合的に見ると、最新MMORPGを最高設定で快適に楽しみたいプレイヤー向けの、非常に高性能なモデルといえます。
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arkhive Gaming Custom GC-A7G57M
| OS | Windows 11 Home 64ビット |
| CPU | AMD Ryzen™ 7 9800X3D プロセッサー |
| CPUクーラー | 空冷CPUクーラー |
| GPU | NVIDIA® GeForce RTX™ 5070 GDDR7 12GB |
| メモリ | 32GB (8GB×2) |
| ストレージ | 2TB NVMe |
| 電源ユニット | 750W – 80PLUS BRONZE認証 |
| 保証期間 | 1年 |
このモデルは、AMD Ryzen™ 7 9800X3DとNVIDIA® GeForce RTX™ 5070 12GBを搭載しており、MMORPGを中心としたゲームプレイに最適な構成です。
Ryzen 7 9800X3Dの3D V-Cacheにより、大規模レイドや混雑したエリアでもCPU負荷に強く、安定したフレームレートを維持できます。
GPUはRTX 5070 12GBで、フルHD～WQHD環境で高画質設定のMMORPGを快適にプレイ可能です。
メモリは32GBで、複数のアプリやブラウザを同時に使用してもスムーズに動作します。
ストレージは2TBのNVMe SSDで、ゲームデータや追加コンテンツを大量に保存でき、ロード時間も短縮されます。
電源は750W 80PLUS BRONZE認証で安定性が高く、長時間のプレイにも安心です。
総合的に、高画質でMMORPGを長時間快適に楽しみたいユーザー向けのおすすめモデルです。
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まとめ
ゲーミングPCの相場は１０万円以上であり、予算２５～３０万円になるとNPU搭載のCPUのモデルも多くなって来て、それに伴い水冷式もかなり増えてくる傾向にあります。
ゲーミングPCを安く購入するためには以下のことが重要です。
予算を３０万円以内に押さえたい場合には以下のパソコンがオススメです。
予算を３０万円で押さえたい方は参考にしてください。
それでは、良きゲームライフを！