【黒い砂漠】おすすめゲーミングPC5選|CPU・グラボ・メモリを実測して決めた推奨スペック

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【黒い砂漠】おすすめゲーミングPC5選|CPU・グラボ・メモリを実測して決めた推奨スペック

こんにちは!セミクタです。

「黒い砂漠を快適に遊びたいけれど、どんなゲーミングPCを買えばいいのか分からない」
「今のPCだと人が多い場所でカクつくから、買い替えを検討している」

スフィリシア

ゲーミングPCって高いし、絶対に失敗したくないんだよね…。おすすめって書いてあるサイトも多すぎて、どれを信じればいいのか分からないよ。

セミクタ

だから今回は、手元の2台で実際に測ったデータだけで選んだよ。なんとなくのおすすめじゃなくて、数字で理由を説明するね。

本記事では、当ブログの2台の検証機(サブPC:Core i5-13500 / RTX 3060、メインPC:Ryzen 7 9800X3D / RTX 5070)で計測した「CPU・グラボ・メモリの実測データ」をもとに、黒い砂漠を快適に遊ぶための推奨スペックと、おすすめのゲーミングPC5選を紹介します。

まだ買い替えるか迷っている方へ

今のPCでも、設定の見直しで軽くなる場合があります。原因がCPU・グラボ・メモリのどれなのかを無料ツールで診断する方法は、【黒い砂漠】重い・カクつく・落ちる原因と直し方で解説しています。買い替えるにしても、まず原因を知ってからがおすすめです。

目次

結論:黒い砂漠の推奨スペック早見表

先に結論です。当ブログの実測データから導いた、黒い砂漠を快適に遊ぶための推奨スペックは次のとおりです。

パーツ推奨最低ライン根拠
CPURyzen 7 9800X3D / 7800X3DCore i5-13400F / Ryzen 7 5700X クラス
(人が多い場所での多少のカクつきは許容)
CPUの根拠へ
グラボフルHD:RTX 5060以上
WQHD:RTX 5060 Ti以上
VRAM 8GB以上グラボの根拠へ
メモリ32GB(16GB×2)16GBは非推奨メモリの根拠へ
電源80PLUS GOLD以上-電源の解説へ

この条件を満たすPCを、プレイスタイル別に5つ選びました。「なぜこのスペックなのか」の根拠となる実測データは、おすすめPCの後で詳しく解説しています。

【プレイスタイル別】黒い砂漠におすすめのゲーミングPC 5選

💡 ご購入の前に:ゲーミングPCの相場について(2026年10月時点)

これからゲーミングPCを検討される際、数年前の価格と比べて「ずいぶん高くなったな」と感じるかもしれません。AI需要によるパーツ価格の高騰や為替の影響で、現在のゲーミングPCは全体的に価格が上がっています。

当ブログで、主要BTOメーカー(マウスコンピューター、MDL.make、ツクモなど)の最新モデルを調べた結果、2026年10月時点の相場は以下のとおりです。
(※標準構成での販売価格の目安です。メモリ16GBのモデルは32GBへの変更費用が別途かかります)

クラス搭載GPUの目安BTO相場価格(税込)黒い砂漠での適正環境(目安)
エントリーRTX 5060 など約 19万円〜FHD
ミドルRTX 5060 Ti など約 20万円〜FHD / WQHD
ミドルハイRTX 5070 など約 30万円〜WQHD / UWFHD
ハイRTX 5070 Ti など約 41万円〜4K / UWQHD
ハイエンドRTX 5080 など約 47万円〜4K / UWQHD

※セール時はこれより安い場合もあります。価格は調査時点のもので、時期によって変動します。

💡 「本当にこの価格で買える?」と思った方へ

価格は各メーカーのセール状況や時期によって日々変わります。今のリアルな価格や、カスタマイズ後の総額は、以下の大手BTOメーカー公式サイトで直接答え合わせしてみてください。

特にマウスコンピューターの『NEXTGEAR』シリーズや、Ozgaming、MDL.makeのパソコンはこの価格帯の中でもコストパフォーマンスが高く、当ブログが推奨する構成(またはカスタマイズでパーツをアップグレードした構成)をそのまま選べます。

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▼ 5台の早見表(モデル名を押すと詳細へ移動します)

モデルCPUグラボこんな人に
①最上位Ryzen 7 9800X3DRTX 5070WQHD・リマスターで妥協したくない
②FHD特化Ryzen 7 7800X3DRTX 5060 TiフルHDで人混みのカクつきを無くしたい
③バランス型Ryzen 7 5700XRTX 5060 TiフルHDのリマスターを予算内で
④スタンダードRyzen 7 5700XRTX 5060初めてのゲーミングPC・予算重視
⑤エントリーCore i5-12400FRTX 3050画質を下げて、とにかく安く始めたい

①【当ブログの検証機と同構成】WQHDリマスター&大規模戦を快適に遊ぶ最上位モデル

こんな人におすすめ

  • 当ブログのメイン検証機と同じ構成。リマスター画質の戦闘中でも144fps以上を実測(フルHD)
  • WQHDモニターでもリマスター画質を楽しみたい
  • ワールドボスや拠点戦など、人が密集する場面のカクつきを最も抑えたい

⚠ 購入時:標準電源(BRONZE)を「850W(80PLUS GOLD以上)」に変更

部品名搭載部品
CPURyzen 7 9800X3D
GPUGeForce RTX 5070
メモリ32GB(DDR5)
ストレージ1TB
電源850W (BRONZE)
※GOLDへカスタマイズ推奨

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②【カクつき対策のFHD特化】フルHDで人混みにも強いモデル

こんな人におすすめ

  • モニターはフルHDのままでいいが、人混みや狩り中のプチフリは無くしたい
  • 大容量L3キャッシュの「Ryzen 7 7800X3D」で、CPUがネックになりやすいMMOの場面に強い
  • RTX 5060 Tiで、フルHDならリマスターでも高いFPSを狙える

⚠ 購入時:標準メモリ16GBを「32GB(16GB×2)」に変更

部品名搭載部品
CPURyzen 7 7800X3D
GPUGeForce RTX 5060 Ti 8GB
メモリ16GB(DDR5)
※32GBへカスタマイズ推奨
ストレージ500GB
※1TB以上へカスタマイズ推奨
電源650W (GOLD)

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③【高画質とコスパのバランス型】フルHDリマスターを快適に遊ぶモデル

こんな人におすすめ

  • X3Dモデルには手が出ないが、グラフィックの美しさとFPSは妥協したくない
  • ④と同じCPUで、グラボを一段上のRTX 5060 Tiにした構成。フルHDならリマスター画質でも景色と滑らかな戦闘を両立できる
  • ※CPUはX3Dではないため、ベリア村などの人混みでは多少のカクつきが出ます

⚠ 購入時:標準メモリ16GBを「32GB(16GB×2)」に変更

部品名搭載部品
CPURyzen 7 5700X
GPUGeForce RTX 5060 Ti 8GB
メモリ16GB(DDR4)
※32GBへカスタマイズ推奨
ストレージ500GB
※1TB以上へカスタマイズ推奨
電源650W (GOLD)

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④【予算を抑えた標準機】初めてのゲーミングPCにも向くスタンダードモデル

こんな人におすすめ

  • グラボは最新世代のRTX 5060。予算を抑えて、今どきの構成に買い替えたい
  • RTX 5060は消費電力が控えめで、フルHDなら十分な性能
  • 初めてのゲーミングPCや、数年前のPCからの買い替え
  • ※CPUはX3Dではないため、ベリア村などの人混みでは多少のカクつきが出ます

⚠ 購入時:標準メモリ16GBを「32GB(16GB×2)」に変更

部品名搭載部品
CPURyzen 7 5700X
GPUGeForce RTX 5060
メモリ16GB(DDR4)
※32GBへカスタマイズ推奨
ストレージ500GB
※1TB以上へカスタマイズ推奨
電源650W (GOLD)

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⑤【予算重視】画質を下げて賢く遊ぶエントリーモデル

こんな人におすすめ

  • とにかく初期費用を抑えて、黒い砂漠をPCで始めたい
  • 画質は「Low」などに下げて、金策や放置メインと割り切れる
  • ※当ブログのサブPC(RTX 3060)より性能が下がるため、リマスター画質や人混みでの快適さを求める方には不向き

⚠ 購入時:標準メモリ16GBを「32GB(16GB×2)」に変更(画質を下げてもメモリ使用量は大きく減りません)

部品名搭載部品
CPUCore i5-12400F
GPUGeForce RTX 3050
メモリ16GB(DDR4)
※32GBへカスタマイズ推奨
ストレージ500GB
※1TB以上へカスタマイズ推奨
電源650W(GOLD)

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スフィリシア

5台とも、X3Dとかメモリ32GBとかにこだわってるよね。でも、なんでこのスペックじゃないとダメなの?

セミクタ

ここからは、その理由をパーツごとに実測データで説明していくよ。公式の推奨スペックだけを信じると危ない理由からね。

公式の「推奨スペック」だけでは足りない理由

PCを選ぶとき、まず公式サイトの「推奨動作環境」を見る方が多いと思います。ただ、MMORPGではこの推奨スペックだけを基準にすると後悔しやすいです。

公式の推奨スペックは、メーカーごとに基準が異なるうえ、ゲームを1つだけ起動して、標準的な場面で遊べることを想定している場合がほとんどです。
一方、実際の黒い砂漠では、ベリア村のように人が密集する場所や、エフェクトが飛び交うワールドボス・拠点戦で負荷が大きく跳ね上がります。さらに、ゲームを起動しながら攻略サイトやDiscordを開いている方も多いはずです。

「推奨スペックを満たしているのにカクつく」のは、こうした実際のプレイ環境での負荷が想定されていないためです。ここからは、当ブログの実測データをもとに、パーツごとの選び方の根拠を解説します。

【実測データ】推奨スペックの根拠をパーツ別に解説

① CPU:人混みや戦闘中のカクつきを左右する

ゲーミングPC選びではグラボばかりが注目されがちですが、MMORPGではCPUが快適さを大きく左右します。

MMORPGでは、画面にいる大勢のプレイヤーの位置や行動、スキルのエフェクト、ダメージ計算などを、グラボが描画する前にCPUが処理しています。ベリア村の倉庫前や釣りスポットのように人が密集する場所では、この処理量が一気に増えます。CPUの処理が追いつかないと、グラボに余裕があってもFPSが伸びず、カクつきが出ます。

実際に、サブPC(Core i5-13500 / RTX 3060)で、リマスター画質の戦闘中に「AMD FSR 1.0」をオン・オフして、MSI AfterburnerとPresentMonで計測した結果がこちらです。

FSRオフ時のMSI AfterburnerとPresentMon計測画面
【画像①】FSRオフ:グラボの限界
RTX 3060の使用率が100%に張り付き、73fps。GPU Waitは0.00msです。
FSR Quality時のMSI AfterburnerとPresentMon計測画面
【画像②】FSR Quality:CPUがネックに
GPU使用率が100%→77%に下がり、80fpsに上昇。ただしGPU Waitが3.40ms発生しています。

FSRでグラボの負荷を下げたのに、FPSは73→80とわずかしか伸びず、代わりにグラボがCPUの処理を待つ時間(GPU Wait)が3.40ms発生しました。グラボには余裕があるのに、CPUが追いつかずにFPSが頭打ちになっている状態です。

なお、画像②ではCPU使用率が半分程度に見えますが、ゲームの処理が一部のコアに集中していると、全体の使用率が低くてもCPUがボトルネックになります。使用率だけでCPUに余裕があると判断できないのはこのためです。

MMORPGで選ぶべきCPU「2つの条件」

MMORPGは、多数のコアを均等に使い切るよりも、一部のコアに処理が集中しやすい傾向があります。そのため、コア数の多さよりも次の2点が重要です。

  1. 1コアあたりの処理速度が速いこと
  2. L3キャッシュの容量が多いこと

L3キャッシュは、CPUのすぐそばにある一時的なデータ置き場です。ここに収まりきらないデータは、離れたメインメモリまで取りに行く必要があり、その待ち時間が処理の遅れにつながります。大勢のプレイヤーやエフェクトを扱うMMOは扱うデータが多いため、L3キャッシュが大きいCPUほど有利になりやすいと一般的に言われています。

結論:予算が許すなら「X3D」シリーズ

AMDの「Ryzen 7 9800X3D」と「Ryzen 7 7800X3D」は、どちらもL3キャッシュを96MB(3D V-Cache 64MBを含む)まで増やした、ゲーム向けのCPUです。9800X3Dのほうが世代が新しく基本性能は上ですが、コストを抑えるなら7800X3D、最高の環境を求めるなら9800X3Dという選び方で問題ありません。

予算的にX3Dが難しい場合は、Core i5-13400FやRyzen 7 5700Xクラスでもバランスは取れます。ただし、人が多い場所での多少のカクつきは許容する前提です。低価格帯のBTOに多いRyzen 5 4500などは、一般用途には十分でも、黒い砂漠の人混みや激しい狩場ではカクつきを感じやすくなります。

② グラボ:画質と全体のFPSを決める

CPUが「人混みでのカクつき」を左右するのに対して、グラボは「画質」と「全体のFPSの高さ」を決めるパーツです。カクつきはしないけれど常にFPSが60前後から上がらない、リマスターにすると一気に重くなる、という場合はグラボの性能不足が疑われます。

FPSが重要な理由は、快適さだけではありません。当ブログの検証では、同じ狩場・同じ条件で144FPSと30FPSを比べると、15分あたり平均約1,085個のガラクタ獲得差が出ました。FPSが高いほど操作が早く反映されるため、狩り効率や回避の間に合いやすさに直結します。詳しいデータはFPS別の狩り効率の実測記事で公開しています。

RTX 3060:リマスターではグラボが限界

CPUの項で紹介した画像①のとおり、サブPC(RTX 3060)でリマスター画質の戦闘を行うと、グラボ使用率が100%に張り付き、FPSは73前後で頭打ちになりました。画質ごとのFPSを比較したデータがこちらです。

RTX 3060での画質別フレームレート

リマスターから平均FPSが大きく下がり、カクつきの指標になる「1% Low(最低FPS)」もVery Highで下がっています。RTX 3060クラスなら、Highあたりが画質と快適さのバランスが取れる設定です。

※アップスケーリングはOFF、テクスチャーはHigh、その他はデフォルト設定で計測しています。設定次第で改善する場合があります。

RTX 5070:リマスターでも144fps以上

一方、メインPC(RTX 5070)で同じリマスター画質をプレイした結果がこちらです。

RTX 5070でのリマスター画質フレームレート

戦闘中でも144fps以上を安定して出力できていました。リマスター画質のまま高いFPSを維持したいなら、RTX 5070クラスが目安になります。

グラボはモニターの解像度で選ぶ

グラボの負荷を最も大きく左右するのは、画質設定とモニターの解像度です。解像度が上がるほど描く点(ピクセル)の数が増えるため、必要な性能も跳ね上がります。高画質で遊ぶ場合の目安は次のとおりです。

モニター解像度グラボの目安
フルHD(1920×1080)RTX 5060 / Radeon RX 9060 XT 以上
WQHD(2560×1440)
UWFHD(2560×1080)
RTX 5060 Ti〜RTX 5070 / Radeon RX 9070 以上
4K(3840×2160)
UWQHD(3440×1440)
RTX 5070 Ti / RTX 5080 / Radeon RX 9070 XT 以上

※当ブログで実測したのはRTX 3060とRTX 5070の2枚です。それ以外は、2枚の結果と各グラボの性能差から考えた目安です。

これから環境を揃えるなら、MMORPGに4K・ウルトラワイドは不要?画角の罠と「フルHD」が最強な理由でも検証したとおり、FPSを稼ぎやすい「フルHD」と「RTX 5060」の組み合わせが、コストと快適さのバランスが最も良い選択です。

VRAM(ビデオメモリ)は8GB以上

VRAMは、グラボ専用のデータ置き場です。フルHD・リマスター画質でワールドボスに参加したときの使用量がこちらです。

ワールドボス参加時のVRAM使用量

フルHDでも平均約4GB、最大で約5GBを使っていました。WQHD以上の解像度ではさらに増えるため、VRAM 6GBのグラボでは余裕がありません。VRAMが足りなくなるとメインメモリで補おうとして、カクつきの原因になります。最低でも8GB、リマスターを高解像度で遊ぶなら12GB以上が安心です。

⚠️ グラボだけ最新にしても性能は出し切れない

CPUの項で見たとおり、CPUの処理が追いつかないと、グラボは「GPU Wait」で待たされます。グラボだけを最新にしてもCPUが古いと性能を出し切れないため、CPUとグラボのバランスが取れたBTOパソコンを選ぶのが確実です。

③ メモリ:ながらプレイをするなら32GBが必要

スフィリシア

メモリって16GBあれば十分って聞いたことあるよ?

セミクタ

ゲームだけを起動するならね。でも黒い砂漠って、裏でブラウザやDiscordを開きながら遊ぶ人がほとんどでしょ?その状態で測ってみたら、16GBを超えていたんだ。

「ゲーミングPCのメモリは16GBで十分」という声もありますが、黒い砂漠のプレイスタイルでは16GBは足りなくなりやすいです。

メモリは、PCが作業に使うデータを広げておく「机の広さ」です。机がいっぱいになると、PCは入りきらないデータを、読み書きがはるかに遅いSSDへ一時的に逃がします。このとき、動作が急に重くなる・固まるといった症状が出ます。

実測:ブラウザとDiscordを併用すると約18.5GB

物理メモリ32GBのPCで、黒い砂漠に加えてブラウザとDiscordを起動した状態のメモリ使用量を計測しました。

黒い砂漠+ブラウザ+Discord起動時のメモリ使用量

PC全体のメモリ使用量は約18.5GBでした。このうち黒い砂漠単体の使用量は、サブPCで約6.3GBです。残りはWindowsやブラウザ、Discordなどが使っています。

つまり、普段どおりの「ながらプレイ」だけで、16GBを超える量を使っているということです。16GBのPCでは収まりきらない分をSSDに逃がすことになり、動作が重くなる原因になります。

負荷をかけると最大約25.1GB

さらに、長時間のプレイや、裏で動画を見ながらの「ながらプレイ」など、負荷をかけた状態がこちらです。

負荷をかけた状態のメモリ使用量

PC全体で約25.1GBを使っていました。32GBあれば、この状態でも物理メモリの中に収まります。

黒い砂漠には、釣りや馬の調教など、ゲームを起動したまま放置するコンテンツが多くあります。放置中に別のゲームや動画、作業をするのが日常的なプレイスタイルである以上、32GBは贅沢ではなく、快適に遊ぶための必要条件と言えます。

結論:最初から「32GB(16GB×2)」のBTOを選ぶ

後から自分でメモリを増設して節約する方法もありますが、相性問題による起動不良や静電気によるパーツ破損のリスクがあり、メーカー保証の対象外になる場合もあります。

余計なトラブルを防ぐためにも、購入時に最初から「32GB(16GB×2)」を搭載したBTOパソコンを選ぶか、カスタマイズ画面で32GBに変更しておくのが最も安全です。

⚠️ 買ってから後悔しない!BTOパソコン選びの注意点

メモリ「1枚挿し(シングルチャネル)」の罠

メモリ価格の高騰を受けて、セール品などでは「32GBのメモリが1枚だけ」挿さったPCが販売されていることがあります。
メモリは「16GB×2枚」のように2枚1組(デュアルチャネル)で使うと、データの通り道が2車線になります。1枚挿しだと1車線になって転送速度が落ち、せっかくのCPUやグラボの性能を活かしきれません。購入前に、スペック表のメモリ欄が「16GB×2」になっているか必ず確認してください。

ハイエンドPCは放置中の電気代が高い?

「高性能なグラボを積んだPCを買うと、放置したときの電気代が跳ね上がるのでは?」と不安に思う方も多いはずです。そこで、ワットチェッカーで当ブログの2台(サブPC:RTX 3060、メインPC:RTX 5070)のPC全体の消費電力を計測しました。

黒い砂漠の消費電力を計測した結果
サブPCとメインPCの消費電力比較

※2台はCPUなども異なるため、グラボ単体ではなくPC全体の比較です。

【実測データ】画質設定によって消費電力が逆転する
  1. ゲームを起動していない時・タスクトレイに最小化した時
    • グラボがほとんど働いていない状態では、メインPC(RTX 5070)のほうが消費電力が高くなりました。
  2. 狩り(画質=Low / Very High)
    • ここで逆転し、サブPC(RTX 3060)のほうが多く消費しました。RTX 3060は性能の上限に近い状態で動き続けるのに対し、RTX 5070は余裕があるため使用率が低く抑えられ、その分消費電力も下がるためです。
  3. 狩り(画質=リマスター)
    • リマスターでは、再びメインPC(RTX 5070)のほうが多く消費しました。リマスターの重い描画ではRTX 5070もしっかり働くようになり、もともと使える電力の上限がRTX 3060より大きいため、その分消費電力も高くなります。
長時間放置するMMOプレイヤーこそ「電源の品質」を重視すべき理由

ゲームをタスクトレイに最小化して放置すれば、メインPC(RTX 5070)でも消費電力は133Wまで下がります。この状態で1日10時間放置した場合の電気代は約41円(1ヶ月で約1,237円)で、ハイエンドPCでも現実的な維持費に収まります(※1kWh=31円で計算)。

電気代よりも気にしたいのが、電源ユニットの品質です。BTOパソコンを購入する際は、標準で付いていることが多い「80PLUS BRONZE」ではなく、「80PLUS GOLD」以上の電源へカスタマイズすることをおすすめします。

  1. 無駄な発熱を抑えられる
    • 電源ユニットは、コンセントの交流(AC)をPC用の直流(DC)に変換しています。GOLD認証は変換効率が高く(約90%)、変換で失われた電気は熱になるため、効率が高いほどPC内部の発熱を抑えられます。長時間の放置プレイでは、この発熱の差が積み重なります。
  2. 長時間の連続稼働でも安心しやすい
    • 80PLUS認証そのものは変換効率の規格で、部品の品質を保証するものではありません。ただ、GOLD以上の電源は長期保証が付いたモデルが多く、PCをつけっぱなしにすることが多い放置勢にとって安心材料になります。

電源の違いは、詳しくはBTO電源のブロンズとゴールドの違いで検証しています。

まとめ:後悔しないPC選びで黒い砂漠を遊び尽くそう

本記事では、当ブログの実測データをもとに、黒い砂漠を快適に遊ぶための推奨スペックと、おすすめのBTOパソコン5選を紹介しました。最後に、失敗しないための4つのポイントをおさらいします。

  • CPUは「L3キャッシュ」が重要。人混みや戦闘中のカクつきを抑えるなら「X3D」シリーズ。
  • グラボはモニターの解像度で選ぶ。フルHDならRTX 5060、WQHDならRTX 5060 Ti〜5070が目安。VRAMは8GB以上。
  • メモリは「32GB(16GB×2)」。ながらプレイだけで16GBを超える実測結果。
  • 電源は「80PLUS GOLD以上」。長時間の放置プレイでの発熱を抑える。

「とりあえず推奨スペックを満たしている安いPC」を買って後悔するより、ご自身のプレイスタイル(画質、解像度、放置の有無)に合った構成を選ぶことが、結果として一番の節約になります。

価格は常に変動しているので、気になるモデルの「現在のセール価格」や「カスタマイズ後の総額」を、公式サイトで確認してみてください。

▼ 各メーカーの現在の価格・セールをチェック

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それでは、よき黒サバライフを!

Semicta(セミクタ)
PC向けMMORPG歴20年以上の現役プレイヤー。
フレームレートなどの実測データをもとにした快適な環境づくりと、初心者・復帰者向けの攻略情報を発信しています。

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