こんにちは!セミクタです。
黒い砂漠をプレイしていて、「突然ゲームが強制終了してデスクトップに戻されてしまった……」「ゲームを起動したまま裏でYouTubeやDiscordを開くと、PC全体の動作が極端に重くなる……」といった経験はありませんか?
前回の【PC検証②:GPU編】では、画質やフレームレートの底上げにはグラボが重要だと解説しました。
しかし、「長時間の安定したプレイ」や「裏で別の作業をする(ながらプレイ)余裕」を生み出しているのは、間違いなく「メインメモリ(RAM)」の容量です。
本記事では、当ブログの検証環境を用いて、現在主流の「メモリ16GB」環境と、余裕を持たせた「メモリ32GB」環境を比較し、メモリ容量の違いが黒い砂漠の安定性にどう影響するのかを実測データで徹底解説します。
この記事を読めば、黒い砂漠プレイヤーにとって本当に必要なメモリ容量の最適解がわかります。それでは、さっそく見ていきましょう。
「突然ゲームが落ちる」「裏作業でカクつく」原因はメモリ不足
PCパーツの役割を理解すると、なぜゲームが落ちたり重くなったりするのかがスッと腑に落ちます。
メモリはPC作業における「机の広さ」
【PC検証①:CPU編】のおさらいになりますが、PCの仕組みを分かりやすく例えると以下のようになります。
- CPU: 計算を行う「頭脳・作業者」
- メインメモリ(RAM): 作業に使うデータを広げておく「机(デスク)の広さ」
- SSD / HDD: データを長期保存しておく「本棚・倉庫」
どんなに優秀なCPU(作業者)でも、机(メモリ)が狭ければ、一度にたくさんの書類を広げることができません。机がいっぱいになると、PCは一時的に書類を遠くの倉庫(SSD)に避難させようとします。この動作が発生すると、処理が一時停止して強烈なカクつきを生んだり、最悪の場合は処理しきれずにゲームが強制終了(クラッシュ)してしまいます。
黒い砂漠のような「オープンワールド」特有のメモリ消費量
とくに黒い砂漠は、エリア移動時のロード画面(暗転)がないシームレスなオープンワールドを採用しています。つまり、常に周囲の広大な地形データ、NPC、他プレイヤーの衣装やエフェクトなどを読み込み続けて「机(メモリ)」の上に広げている状態なのです。
そのため、一般的な対戦ゲームなどと比べても、黒い砂漠はメモリの消費量が非常に多い(大食いな)ゲーム設計になっています。
【実測データ】黒い砂漠は本当に16GBで足りるのか?
「ゲーミングPCのメモリは16GBあれば十分」という言葉をよく耳にしますが、黒い砂漠においても本当にそうなのでしょうか?
実際の消費量を正確に測るため、物理メモリを「32GB」搭載したPCを用意し、仮想メモリを16GBに設定した上で、黒い砂漠と普段のアプリ(ブラウザやDiscordなど)を起動してログを計測しました。その正直な結果をお伝えします。
実測「18.5GB」消費:16GBのPCでは物理的に容量が足りない


計測の結果、一般的なプレイ環境であっても実際のメモリ使用量は「約18.5GB」に達していました。
もしお使いのPCのメモリが16GBだった場合、この時点で容量が完全に溢れてしまっています。
PCは物理メモリ(机)がいっぱいになると、入りきらないデータをSSDなどのストレージに無理やり置こうとします(これを「仮想メモリ」と呼びます)。しかし、ストレージはメモリに比べて圧倒的に読み書きが遅いため、このデータ移動が発生した瞬間に、画面の強烈なカクつきやフリーズが起こってしまうのです。
最大「25.1GB」を活用:32GB環境が生み出す圧倒的な安定感
さらに長時間のプレイや、裏で動画を見ながらの「ながらプレイ」など、少し負荷をかけた状態のグラフがこちらです。


グラフを見ると、システム全体で「約25.1GB」ものメモリをしっかりと活用していることがわかります。
これはPCが無駄遣いをしているわけではなく、「机が広いから、ゲームのデータをたくさん広げておいて、すぐに計算できるように準備している」という非常に良い状態です。
メモリが32GBあれば、黒い砂漠がどれだけデータを展開しても物理メモリ内にすっぽりと収まります。遠くのストレージ(仮想メモリ)にデータを取りに行く「待ち時間」が発生しないため、激しいエフェクトが交差するワールドボスや、放置中のマルチタスクでも、ゲームが落ちることなく驚くほど安定して動いてくれるのです。
【考察】黒い砂漠プレイヤーのリアルなPC運用から考える最適解
検証結果から、黒い砂漠をプレイする上で「なぜ32GBが強く推奨されるのか」、プレイヤーならではの視点からさらに考察してみます。
放置コンテンツと「マルチタスク」が前提のゲーム性
黒い砂漠には「釣り」や「馬の調教」といった、PCを起動したまま放置するコンテンツが豊富にあります。プレイヤーの多くは、ゲームを最小化してタスクトレイに入れ、その間に別のオンラインゲームを遊んだり、映画を見たり、仕事をしたりといった運用をしています。
このように「黒い砂漠+何か別の重い作業」を並行して行う(マルチタスク)のが日常的なプレイスタイルである以上、ギリギリの16GBではすぐに限界が来てしまいます。プレイヤーのリアルな運用を考えると、32GBは贅沢ではなく「快適さの必要条件」と言えます。
(補足)メモリの「速度」と「デュアルチャネル」の恩恵
容量だけでなく、メモリの「挿し方」にも少し触れておきます。
BTOパソコンを選ぶ際、メモリは「32GBを1枚」ではなく、「16GBを2枚(デュアルチャネル)」で搭載されているものが基本です。道路の車線を1車線から2車線に増やすように、データの通り道が2倍になるため、CPUとのやり取りがスムーズになり、カクつき(1% Low)の改善に貢献してくれます。近年のBTOモデルであれば標準で2枚組になっていますが、念のため仕様表を確認しておくと安心です。
現在、世界的なAI開発の需要急増により、メモリの価格が高騰しています。一部のニュースでは2027年頃までこの状況が続くと予測されており、BTOパソコンの販売価格やパーツ構成にも影響を及ぼし始めています。
とくにセール品などで注意していただきたいのが、コストを抑えるために「32GBのメモリを1枚だけ」挿して販売しているケースです。
先ほど解説した通り、PCのメモリは「16GB×2枚(デュアルチャネル)」のように2枚1組で挿すことで、データの通り道が2車線になり本来の速度を発揮します。32GBが1枚(1車線)だけだと転送速度が半減してしまい、せっかく高性能なCPUやグラボを積んでいても黒い砂漠でカクつきが発生する原因になります。
BTOパソコンを購入する際は、スペック表の詳細を開き、メモリ欄が「16GB×2」になっているかを必ず確認するようにしてください。
【結論】余裕のある32GB搭載!黒い砂漠に最適なBTOパソコン2選
ここまで、黒い砂漠におけるメモリ容量の重要性について解説してきました。
BTOパソコンのなかには、価格を抑えるために「標準メモリが16GB」に設定されているモデルが多く存在します。
黒い砂漠を本格的にプレイするのであれば、購入時のカスタマイズ画面で「16GB → 32GB」に変更しておくか、最初から32GBが標準搭載されているモデルを選ぶことを強くおすすめします。
後から自分で増設する手間や相性問題のリスクを省くことができます。
当ブログの検証結果をもとに、最初から「メモリ32GB」を搭載し、黒い砂漠を快適にマルチタスクで遊べるおすすめのBTOパソコンを2つ厳選してご紹介します。
①【妥協なき最高環境】最新CPU+メモリ32GB(DDR5)搭載モデル
「裏で動画や攻略サイトを見たり、discordで会話や別ゲー放置などもしつつ、黒い砂漠ではリマスター画質で狩りや大洋コンテンツをしたい」という方には、最新のDDR5メモリを32GB搭載したハイエンドモデルがおすすめです。
これまでの検証で紹介した最強CPU「Ryzen 7 9800X3D」や、RTX 5070クラスのグラボと組み合わせることで、どんなに負荷のかかるシチュエーションでも落ちることのない、圧倒的な安定感と滑らかさを誇ります。
| 部品名 | 搭載部品 |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 9800X3D |
| GPU | GeForce RTX 5070 |
| メモリ | 32GB(DDR5) |
| ストレージ | 1TB |
| 電源 | 650W (BRONZE) ※GOLDへカスタマイズ推奨 |
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②【コスパと安心の両立】ミドルクラス+メモリ32GB搭載モデル
「予算は抑えたいけれど、放置中に別の作業をしてもカクつかない安心感が欲しい」という方には、ミドルクラスのグラボ(RTX 5060など)に、メモリだけを32GBにアップグレードして余裕を持たせた構成がベストです。
フルHD環境でのプレイに十分な性能を持ちながら、メモリに余裕があるため「ながらプレイ」も快適にこなせます。コストパフォーマンスを重視する方にぴったりの選択肢です。
| 部品名 | 搭載部品 |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 5700X |
| GPU | GeForce RTX 5060 |
| メモリ | 16GB(DDR4) ※32GBへカスタマイズ推奨 |
| ストレージ | 500GB ※1TB以上へカスタマイズ推奨 |
| 電源 | 650W (GOLD) |
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