こんにちは!セミクタです。
今回は、長年にわたって人気を集めている『原神(Genshin Impact)』についてレビューしていきます。
近年ではスマートフォンの普及に伴い、かつてPC向けMMORPGを楽しんでいた層もスマホゲームへと流れる傾向が見られます。また、どの業界でも人手不足が深刻化しており、家でゆっくりゲームを遊ぶ時間が取れない人が増えてきました。そんな中、移動中や休憩時間などのスキマ時間に手軽に楽しめるスマートフォンゲームが人気を集めています。
本記事ではMMORPGではなく、ジャンルとしてはオープンワールド型のマルチプレイ対応RPGとなる『原神』について解説します。
本作にはアクション要素がふんだんに盛り込まれており、魅力的なキャラクターたち(かっこいいキャラからかわいらしいキャラまで)が登場することから、男女問わず幅広い層に支持されています。
また、様々なところで『原神』のキャラクターグッズを販売しているところをかなり見かけ、男女問わず、グッズを手に取る姿を見ることがあります。
『原神』はPCとスマートフォンの両方でプレイ可能で、PCでは高画質・高フレームレートによる滑らかな動作を楽しむことができます。まだ『原神』を知らない方やプレイしたことのない方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
原神(Genshin Impact)の概要
基本情報
基本情報は以下のとおりです
タイトル | 原神(Genshin Impact) |
運営 | HoYoverse |
リリース時期 | 2020年9月28日 |
料金形態 | アイテム課金制(プレイは基本無料) |
ジャンル | オープンワールドRPG |
キャラクター作成 | 主人公は男女でのみ選択化 カスタマイズ不可 |
簡単に言うとどんなゲームか?
- ストーリー
- 「原神」は、七つの元素が織りなす幻想世界「テイワット」を舞台にしたオープンワールドアクションRPGです。 プレイヤーは、双子の片割れとして、多様な風景や文化を持つ広大なテイワット大陸を探索し、行方不明のもう片方を探します。旅の中で各地の国を巡り、それぞれの国で起こる事件や問題を解決していくのが物語の大きな流れとなっています。
- 戦闘
- アクション要素が強い戦闘で、七つの元素を駆使し、元素反応を引き起こすことで、戦略的なバトルが楽しめます。 各キャラクターはそれぞれ異なる元素の力を持っており、様々な元素スキルや元素爆発といった特殊能力を駆使して戦います。
- 育成要素
- キャラクターの素材の収集、装備の収集は基本的にダンジョンやフィールドボスから入手可能。レベルは案外簡単にカンストし、育成としては装備厳選が主なところ。
- 操作感
- スマートフォンは画面左側でキャラクターの移動、右側で攻撃やスキルなどのアクションを行う、いわゆる仮想パッド式の操作になっており、他のスマホ向けMMORPGやアクションゲームに慣れている方なら、すぐに馴染める操作感
- PS4/PS5やXBOX SERIES X|Sはコントローラーでの操作が可能
- パソコンはコントローラー、もしくはキーボード&マウスで操作が可能
- 装備の入手難度
- 装備はダンジョンをクリアすることでほぼ確定で入手が可能です。装備にはレベルの概念は無く、基本的になんでも付けられますが、セット効果がものをいうゲームなので、セットでそろえるように装備するのが良いでしょう。アシスト機能もあり、各キャラでオススメの装備などもゲーム内で見ることが可能になっていますので、初心者には大変優しい設計になっています。
- レア
- 『原神』には敵を倒すことで確率で入手できるものや、ダンジョンをクリアしてレア品を入手して一攫千金みたいなものは存在しません。レアというものではないですが、装備のサブオプションはオプションの種類も、値もランダムになっていますので、最高値に近い装備が取れるという点ではレア品と言えます
ソロプレイは可能か?
『原神』は基本的にはソロで進めるゲームになります。コンシューマーゲームのように基本的にはソロで楽しむゲームとなっており、友達と一緒に最大4人まで同じフィールド内に呼んで遊ぶこともできるようになっています。
放置要素はあるか?
基本的に放置要素はありません。
やりこみ要素はあるか?
やりこみ要素はいくつかあります。
1.装備の厳選

装備(聖遺物)のサブオプションが4枠あり、サブオプションの種類や、その値もランダムになっています。
そのため、キャラクターをより強くするためには、キャラクターに合うサブオプションをがついていること、そしてその値が上限値に近いことが条件になります。
装備はダンジョン(秘境)をクリアすることで簡単に手に入りますが、オプションの厳選があるので、何度も周回する必要が出てきます。装備にはセット効果があり、キャラクターによって必要なセット効果が異なるので、使いまわしができるキャラもいますが、ほとんどはできないので、いろんなダンジョンを周回していく必要があります。
個人サイトにはなりますが、以下のサイトで自分自身のキャラクターがどれだけ最強装備に近づけたかなんてのも数値化することもできますので、やりこみする方は参考にしてみてください。
2.神の瞳の収集

神の瞳というアイテムを集めることで、スタミナの上昇などの恩恵がありますが、ストーリーを進めていく上では、ある程度収集することにはなりますが、全て収集する必要がありません。この神の瞳もMAP状に点在しており、全部で何百もあるので、収集するにはかなりの時間を要しますし、ギミックがあったりするので、やりこみ要素の1つと考えられます。
3.カードゲーム(七聖召喚)を極める

原神には、サブコンテンツのひとつとしてカードゲーム「七聖召喚」が用意されています。ストーリー本編とは直接関係しないものの、奥深い戦略性を持つコンテンツとして高い人気があります。
キャラクターカードやアクションカードを組み合わせたデッキ構築がカギとなり、属性の相性やスキル発動のタイミングを見極める頭脳戦が楽しめます。運要素だけでなく、プレイヤーの判断力が問われるため、カードゲームが好きな方には特におすすめです。対人戦も可能で、極めれば極めるほどやり込みがいのある要素となっています。

良いところ
1.クロスプレイが可能

『原神』はPC、スマートフォン、PS4/PS5、XBOX SERIES X|Sでプレイが可能です。
操作感はスマートフォンでのみ、異なりますので、保存可能な容量が多いパソコンで始めるのがオススメです。
PS4/PS5やXBOX SERIES X|Sはコントローラーでの操作で、パソコンはコントローラーもしくはキーボード&マウスで操作が可能で、スマートフォンユーザーのほとんどがタッチパネルでの操作となっており、保存容量が限定的なスマートフォンで慣れてしまうと、後が大変なので、パソコンで始めた方が良いです。
パソコンなら高画質かつ高fpsでプレイが可能なので、感動するような爽快感を味わえること間違いなしです!
2.ソロで十分にプレイ可能でストーリーが面白い
『原神』はMMORPGではなく、オープンワールドRPGとなっており、基本的にはソロでストーリーを楽しんでいくゲームになっています。ソロで楽しむためのゲームのため、十分に遊べます。もちろん、友達などを呼んで、最大4人と一緒にプレイすることも可能となっています。
また、ストーリーも大変面白いです。メインストーリーは全編フルボイスで、キャラの感情が伝わりやすく、没入感があります。各国ごとの文化や背景が丁寧に描かれており、まるでアニメや小説のような重厚な物語に夢中になれます。

個人的にはVer4.0やVer5.0の話を見ていて、大変夢中にさせられました。続きが気になって、止めるに止められないという状況が続き、何時間もやっていた記憶があります。
3.定期的なアップデート


『原神』といえば、42日のアップデートが大変有名です。上記の画像のように、ほとんどが42日で次のバージョンをリリースしており、今年でVer5.xが終了し、Ver6.xの公開が予想されております。



私が知る限りここまできっちりと定期的に続々とアップデートするゲームは他には無いです。
4.他には無い元素反応を使った戦闘
『原神』には様々な元素(属性みたいなもの)があり、それを組み合わせることで元素反応という現象を起こすことができます。
例えば、元素反応は『水×炎=蒸発』、『水×雷=感電』。『炎×草=燃焼』など、他にも様々な元素反応があり、これらを起こすことで、追加ダメージを与えたり、持続ダメージを与えたり、ダメージが2倍になったりと様々な恩恵を受けることができます。
『原神』では、この元素反応を如何にうまく使っていくかが戦闘のコツとなっていますので、アクション性の高いゲームが好きな方にはとても刺さる作品です。
残念なところ
1.データ容量が大きい
『原神』はデータ容量が本当にでかいです。スマートフォンだとなんと約40GBもあります。ほとんどの方は128GBや256GBを使用している方が多いと思いますが、システムや画像、動画なども加味すると、スマートフォンの容量のほとんどが『原神』で持っていかれることになってしまいます。
筆者自身も128GBのスマートフォンをメインで使用していますが、これ入れただけで他のゲームが数個しかインストールできないので、結構容量としてはカツカツです。そのため筆者は複数端末に分けたり、ある程度アップデートが進んでから一気にストーリーを見ながら楽しむという形でプレイをしています。
2.スマホの場合はそこそこハイスペックスマホが必要
『原神』は3Dのゲームとなりますので、画質良くプレイするには、そこそこ高性能なスマートフォンやパソコンが必要となります。スマートフォンの場合、データ容量も必要なので、10万円を超えることもよくあります。
3.ガチャ要素が強い
『原神』のキャラクターは配布キャラもありますが、最大レアリティのキャラクターは基本的にガチャを回さないと入手ができません。(周年イベントなどで配布あり)そのため、ほしいキャラクターがある場合は課金をする必要があることもよくあります。
また、武器の最高レアリティも別で存在していますので、両方取得するとなると、課金が必須となります。
とはいえ、他のゲームに比べ、ゲーム内でもらえる石も多いため、無課金でも十分に遊ぶことができます。


まとめ
いかがでしたでしょうか?
『原神』は、七つの元素が織りなす幻想世界「テイワット」を舞台にしたオープンワールドアクションRPGです。ソロプレイが基本で、PC、スマートフォン、PS4/PS5、XBOX SERIES X|Sでプレイが可能です。操作感はシンプルで、装備はダンジョンクリアで入手でき、セット効果が重要です。放置要素はありませんが、装備厳選、神の瞳収集、高難易度コンテンツ挑戦、サブコンテンツの七聖召喚など、やり込み要素は豊富です。
良い点としては、クロスプレイが可能、ソロでも十分に楽しめる、42日ごとの定期的なアップデート、そして他にはない元素反応を使った戦闘が挙げられます。
残念な点としては、データ容量が大きいこと、スマホの場合はハイスペックスマホが必要になること、ガチャ要素が強いことが挙げられます。しかし、ゲーム内でもらえる石も多いため、無課金でも十分に遊ぶことができます。
総合的に見ると、『原神』はアクション要素満載で、魅力的なキャラクターが登場し、男女問わず幅広い層に支持されるゲームとなっていますので、是非、一度プレイをしてみてください。
それでは!良きゲームライフを!